WorkFlowy 紹介
単純明快なアウトラインプロセッサー
今回はWorkFlowyというアウトラインプロセッサーをご紹介します。
簡単に言うと、箇条書きのためのツールです。
WorkFlowyは、単純ですが、明快です。
頭の中でモヤモヤしていて、一筆目がなかなか書き出せないときに、とりあえずまず書いて見る。
そしてアイデアをまとめて整理するときのツールとして最適です。
考えをまとめるためのツール
このツールで、はじめると、非常に短時間で、考えをまとめることができます。
実際、上司と来年の数字を決める会議の前の晩に、うっかり寝過ごしてしまい、当日の朝、準備がほとんどできていなくて慌てたことがありました。
幸い、ベースの資料のあり場所と、説明するアジェンダだけは、頭に浮かんだので、WorkFlowyにアジェンダを書き出して、資料の場所をリンクで貼り付けてそれに説明を加える作業を、行きの電車の中でiPadで行なって、説明に間にあわせることができました。
使用法
https://workflowy.com/ からサインアップをして、e-mailアドレスをユーザーIDにして、パスワードを設定すると早速使用することができます。
箇条書きスタート
丸い行頭文字[●]に頭に浮かんだことを記入していきましょう。
頭に浮かんだ内容の構造化
箇条書きの内容を説明するものや、中項目にあたるものはTabキーを押すと一段下げて表示されます。
逆に中項目で書いたけれど後でみなおして、大項目にしたいものはShift+Tabキーで一段上がって表示されます。
項目は[●]にカーソルを移動して、そのままハンドがでたままで移動すると[●]の文章全体も移動をします。
以上を使うだけでも、自分の頭にあることを書き出して構造化することができます。
頭の中にあることを書き出すことと、それを整理することは、頭の中でボンヤリと考えていたことを実際の形にして実現するための第一歩です。
簡単なことなのですが、案外普段なかなかやらないことです。
WorkFlowyは単純なインターフェースでどんどんこれを助けてくれるすばらしいツールです。
表現の整理
WorkFlowyは書いた後のプレゼンテーションにも便利なように作ってあります。
[●]にマウスを当てると先に[-]が表示されますが、[-]を押すとそれ以下の中小項目が表示されなくなります。
たくさん書いた後、[-]を押して行って、大項目だけの文章にすると、大まかなところが大項目で確認して、大きな流れに誤りがないか、後から確認することができます。
逆に[+]を押すといままで、たたまれていて見えなかった中小項目が展開されて表示されます。
人にプレゼンテーションをする際に、はじめに、大項目だけをみせて、説明の概要をまず説明して、展開をしてそれぞれを詳細に説明する等便利に使えるように工夫がしてあります。
また、[●]をダブルクリックするとそこだけが1ページ表示されその項目だけのページができます。
いろいろなアイデアが次々と湧いてきて、一つのアイデアに集中したい時に便利です。
便利な使い方
WorkFlowyにはまだまだいろいろな機能がありますが、これだけでも十分便利で考えやプレゼンテーションの整理に便利に使うことができます。
よろしければ、動画をもう一度見て基本的な機能をおさらいしてみてください。
次回は、実際にエッセイを書いてみるとどのようになるか試してみましょう