理由付け(Reasoning)
なぜなら(WHY- BECAUSE)
これは、別にアメリカの会社に勤めているからということでは無いですが、上に上申して承認を取るには、当然、理由が必要です。
それは和洋違いはありません。
”他もやっているので、そろそろ我が社も” というのは理由にはなりません。
他もやって著しい成果を上げている。この領域に入らないのは、当社のポジションを著しくマーケットで不利なものにして、今後3ヶ月、6ヶ月のビジネスインパクトを与える。
(その数字等の説明は別途エビデンスの項で。)
WHY, RELEVANT, WHAT IF.....
上にこれこれをやりたいと上申します。
例えば、既にアメリカで売られている商品Xを日本でも展開したいので、その体制を日本でも作りたいと上申したとします。
そうすると、”Why”の嵐がやってきます。
Yuji
I would like to introduce product X to Japan market.
商品Xを日本でも展開させてください。
商品Xを日本でも展開させてください。
Boss
Why you think it is important.
どうして?
どうして?
Yuji
Because competitor A is gaining market share recently and I need to catch up and exceed competitor A.
競合のAが最近伸びていて、早急に追いついて追い越したいからです。
競合のAが最近伸びていて、早急に追いついて追い越したいからです。
Boss
Will you tell me a little more in detail why and how you think product X is effective to compete and what if we decide to delay the introduction a little bid, what will be the impact?
商品Xの導入がなぜ、そしてどういうふうに競合会社と対抗するのに効果的なのか、もう少し詳しく説明してほしい。
そして、もし導入を遅らせるという判断をしたら、どんな影響を与えるかも教えてくれ。
商品Xの導入がなぜ、そしてどういうふうに競合会社と対抗するのに効果的なのか、もう少し詳しく説明してほしい。
そして、もし導入を遅らせるという判断をしたら、どんな影響を与えるかも教えてくれ。
2番目の質問は、有り体に言えば、”それが負けている本当の理由?” と主張していることとその理由に矛盾がないか確認をしています。
日本語でストレートに質問すると角が立ちますが、それは洋の東西を問わずアメリカ人も同じです。
Product X が無いために苦戦していること、そしてビジネスインパクトがあることを数量化して説明してあげる必要があります。
LET’S GO AND GRAB MARKET よし取りに行こう!
それができると、具体的なディスカッションに入っていきます。
Boss
Ok Yuji, let’s discuss on business forecast of Product X in Japan market and then compare the cost you estimated for the introduction and then discuss when and how of the introduction when these make sense to the company!
じゃあ ユージ、日本でのプロダクトXのビジネス予想と、君の試算した導入コストを比較して、会社にとって納得のいく数字が出れば、何時、どういうふうに展開するかの打ち合わせに入ろう!
じゃあ ユージ、日本でのプロダクトXのビジネス予想と、君の試算した導入コストを比較して、会社にとって納得のいく数字が出れば、何時、どういうふうに展開するかの打ち合わせに入ろう!
Let’s go and grab it!
取りに行こうぜ!
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