太陽光発電のファクトディベートで WorkFlowy を使い倒す
今回は、実際のファクトディベートを構成する際にどのように WorkFlowy が使われたかを見ていきましょう。
立論を作成して説明するまでには以下の作業があります。
- 調査
- 論点の整理
- プレゼンテーションをする
それぞれを見ていきましょう
調査
調査に入る前に命題を確認しましょう。
「住宅太陽光発電は10年後に最も安い電力になる」
これが命題です。
そうすると以下の疑問が出てきますので、それをまず WorkFlowy に備忘録としてメモしておきます。
- いくらより安くなればいいの?
- いくら電気に使っているの?年間?
- 一般家庭の年間電気の消費量は?
- 電気代の何年分と比較するの?
- ソラーパネルとバッテリーの耐用年数は?
- それを太陽光と蓄電池で肩代わりするには今いくらかかるの?
- 電気消費を満足する太陽光とバッテリーの現在の標準的な構成と価格は?
これらの質問を調査していきましょう。
現在では、調べ物をするにはインターネットで調べるのが便利です。
インターネットで調べた内容のリンクを次々に先にメモした疑問への回答としてペースト(貼り付け)していきましょう。
これで、命題から出てくる疑問点を整理して、疑問に対する答えを対応して内容の整理が非常に効果的に行うことができました。
参考までに、調査した内容のリンクURLを下記に掲載します。
https://workflowy.com/s/Fgs4.65my6GMqCR
論点の整理
さて、命題に関しての疑問を調査して命題の分析を終わったところで、命題を主張する議論に沿った形での論点の骨格をまず書き出していきましょう。
主張の骨子は以下のようになります。
- 構成:
- 定義:
- 価格の比較:10年間に払う電気料金の総額と太陽光発電と蓄電池の総額を比較する
– 現在の太陽光と蓄電池の総額
– 10年分の電気料金総額
– 10年後のコスト低下予定
– 10年後の太陽光と蓄電池の総額- 結論: 住宅太陽光発電は10年後に最も安い電力になる
この骨格(スケルトン)に今までに調査してきた内容を当てはめていきましょう。
ここでも、WorkFlowy の機能でそれぞれの項目を移動する機能が大活躍します。
各項目の左端の丸いところにカーソルを当てて調査したそれぞれの項目を主張の該当する項目に入れていきましょう。
整理された結果のリンクURLを下記に掲載しますので、ご参照ください。
https://workflowy.com/s/Fgs4.C2qtimuMpm
プレゼンテーションで使う
アーギュメントの整理を終わると、WorkFlowy でまとめたことをそのままプレゼンテーションに使うことができます。
項目の左の丸をクリックするとそれ以下の項目を一ページに拡大ができます。
それによって、命題、定義、その主張、その論拠そして結論というふうに次々にポイントになるところを拡大して論点を説明することができます。
詳細な説明が必要な場合はリンクをクリックすればその大元の説明をそのまま表示することもできます。
以上、論点を大まかなところからスタートして、それに詳細な内容を加えていくことで、調査から、立論そしてプレゼンテーションまでを効率的に一気通貫で行なっていくことができます。
WorkFlowy で立論とその説明プレゼンテーションを短時間で要領よくまとめることができるわけです。
ご自分のビジネスで要領よく効率的にまとめとプレゼンテーションでお使いください。
便利な ADD ON
この説明をさらに効率化するための便利なアドオンツールを紹介します。
リンクを WorkFlowy に入れる
【WorkFlowy Clipper – Chrome ウェブストア】
https://chrome.google.com/webstore/detail/workflowy-clipper/pmolhkonbppmihdpjmgclnclfppjndom
これは、インターネットで見つけたいい資料をコピーして WorkFlowy にわかりやすく貼り付けてくれるツールです。
資料を簡便に WorkFlowy に取り込んでくれます。
色をつける
【Painter for workflowy.com – Chrome ウェブストア】
https://chrome.google.com/webstore/detail/painter-for-workflowycom/boeplfofdabogkgimajcpadbnfcmkmek
これは、それぞれの項目のフォントに色をつけるものです。
わかりやすい簡単な操作で文書に色付けをしてわかりやすくすることができます。
それ以外にも便利なツールが色々ありますので、皆さんでも見つけてみてください。