WorkFlowy を実際に使ってみる
WorkFlowy の良さ
Workflowy の良さはいくつかありますが、以下が代表的な良いところです。
- 入力が非常に軽快。頭に浮かんだことを次々と記録できる。
- 整理が軽快。あとのことを気にせずにどんどん書き込んでいって、あとから整理。
- 大項目、中項目にまとめて整理をして詳細を深化。また不要な項目は削除。
- これだけで、本格的な報告書やプレゼンテーションの内容が作成され、そのままプレゼンテーションに使うこともできる。
- PCでもタブレットでも、スマホでも操作可能。PCで記入した内容がタブレット、スマホにも即座に反映。
忙しいビジネスマンにとってはアイデアを次々と入力してから、一気に報告書にまとめあげていく必須のツールと言えるでしょう。
実際私は、締め切り明日までに迫る資料作成で、電車の中で骨子を作り、項目の整理をして、オフィスのPCで、詳細資料を足して完成させると言った綱渡りで何度か救われています。
実際につかってみる
さて、前回では Workflowy の基本的な操作を説明しました。
今回は Workflowy でサンプルのエッセイを作成してみましょう。
大枠の大項目を決める
まず、頭に思いついたことをポイポイと書き込んでいきます。
ビデオでは「箇条書き」というテーマについてまとめることを例にしています。
まず、一般的になんであっても以下のような説明になるなとあたりをつけます。
- XXXとは
- XXXのメリット
- XXXを容易にするための道具(ツール)
- 最後にまとめ
テーマに当てはめる
これを、「箇条書き」というテーマに当てはめます。
- 一番目に箇条書きとは
- 二番目に箇条書きをすることのメリット
- 三番目に箇条書きのためのツールを紹介して
- 最後にまとめ
これで、一応もっともらしい体裁がつきました。
大項目から詳細へ
大きな枠組みはこれでいいでしょう。
これに、説明を加えていきましょう。
- 箇条書きとは
- 箇条書きとは論点をリストアップして簡潔にまとめる方法
- 箇条書きのメリット
- 簡潔な言葉で無駄を省いて説明ができる
- 論点を明快にして、論点に集中できる
- 箇条書きのツール
- Workflowyというツールが使いやすい
- まとめ
- 忙しいビジネスマンにとって必須のツール
それぞれに説明を入れて、全体の趣旨が説明されます。
次にまとめの内容は、はじめに移動した方が良さそうです。
また、箇条書きとはという説明は、冗長なので削除しましょう。
項目の移動、内容の変更、削除
まとめを最初に移動してタイトルを「忙しいなあ!」に変更します。
「箇条書きとは」は “Completed” として表示されないようにします。
- 忙しいな
- 忙しいビジネスマンにとって必須のツール
- 箇条書きのメリット
- 簡潔な言葉で無駄を省いて説明ができる
- 論点を明快にして、論点に集中できる
- 箇条書きのツール
- Workflowy というツールが使いやすい
見直し
最後にに各項目をわかりやすく変更して読みやすくしましょう。
- 忙しいな
- 忙しいビジネスマンにとって必須のツール
- 箇条書にして無駄を省く
- 簡潔な言葉で無駄を省いて説明ができる
- 論点を明快にして、論点に集中できる
- ツールの紹介:使いやすいツール Workflowy
- Workflowy というツールが使いやすい
まとめ
簡単なアイデア出しから、項目を整理しながら内容を深めていくことができます。
どうですか、見てみると当たり前と思われた方も多いかと思います。
でも、この作業性の単純さが煩わしい余計なことをこのツールのために覚えなくていいという、簡便さにもつながっています。
ツールは使いこなし、メリットを出せてこそツールです。
みなさんも、ぜひ Workflowy をコミュニケーションと仕事の能率アップにお使いください。
次回は Workflowy で論理的説明の主張-理由-証拠をどう行うかをご説明させていただきます。
【追加: 参考情報】
実は、今回のこの文章も Workflowy で作成して、今回も綱渡りにて救われています。
下のリンクをクリックしていただくと、上のポスティングの原稿を Workflowy で確認をいただくことができます。
上のリンクはRead Onlyに設定されていますが、設定によって、リンクをもらった人も編集をすることができます。
一度作成されたものを共同作業で編集できます。
これもメリットの一つですが、後ほど別の回で詳しく説明します。