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現代の社会では、様々な問題があります。

財政問題、円高の対処、年金問題、原発の問題、震災からの復興や失業問題など、取り上げれば、いくらでもあります。

また、ビジネスに携わっている方に対しても、問題は山済みされています。

マーケットシェアの低下、売り上げの減少、高コスト、非効率生産、低い顧客満足など、日々頭を悩ます問題ばかりです。

こうした問題に対して、ディベートでは、提案手法が幾つかありますが、その中から最も基本的な提案である、問題解決型を説明していきたいと思います。

問題解決型の提案は次のような要素から構成されています。

1. 目標設定 【ゴール】
2. 現状変革の必要性 【ニーズ】
3. 解決策の提示 【プラン】
4. 解決策による利益 【メリット】

前回には、1. 目標設定【ゴール】と2. 現状変革の必要性【ニーズ】を説明しました。

ここでは、「a. 具体的問題」と「b. その原因=現状の制度や仕組み」を通じて、「問題は深刻で、原因には内因性があり、対策をとらないと問題は解決しない」ことが、確認されました。

即ち、現状の問題を解決するには、対策を取る必要があるわけですね。

今回は、解決策とそのメリットをどのように提案するのかを見てみましょう。

3. 解決策の提示【プラン】
ここでは、1)プランが実現性があって、かつ2)実効性があることを説明する必要があります。

まず、プランは、「原因」を取り除かないとなりません。

前回には、問題の原因についての考え方を取り上げました。

少し理解が難しいのが、次の「内因性」です。

「内因性」は、ディベート思考の中でも、特筆に価する重要性を持っています。

再度、例を挙げて説明をしましょう。

現在、「喫煙によってガンが誘発される」ことが医学的に証明されています。

そして、これは内因性がありますね。それは、「喫煙」をする限り、「ガンが誘発される」されるからです。

この内因性を断ち切るためには、現在の医学では、「喫煙」をやめる、すなわち、「禁煙」することしか手段はありません。

さて、プランは、a)プランが実現性があって、かつb)実効性がなければなりません。

その為、誰が、いつから、どんなことをするか等、なるべく具体性をもった内容にします。

a)プランが「実行可能なこと」であることは、当然重要ですね。

ビジネスに携わっていれば、何をするにも、様々な制約がついて回ることが、理解されると思います。

例えば、潤沢に資金があればできるかもしれないが、会社からは限られた資金しか提供されない、とか、新たな人を採用できればいいのだが、そのような枠がない、など、ベストな施策が実際には実施できない場合が多いのです。

ここで、知恵を絞って、限られたリソースの中で、実行可能なプランを考えることが重要となります。

そして、当然、そのプランは、b)実現性、即ち「意味のある期間で実施できる」ことが必要です。

従来では、新たな投資は5年で黒字になればいいとする考えもありましたが、現在では、成果を3年も待てないのではないでしょうか。

つまり、できれば1年で、遅くとも2年で、結果を出すことが求められることが多いのです。

こうした、短期間で、どのように「実行可能」なプランを提案するか、が勝負となるわけです。

4. 解決策による利益【メリット】
メリットは、次の2つから構成されます。

a) 具体的問題の解消
プランを実行することで、先に議論した「深刻な問題」が解決するということを説明します。

b) 付加的利益
さらに、プランを実行することで、副産物、つまり、「深刻な問題」が解決するだけでなく、追加的によいことがあるということを説明します。

即ち、追加のメリットを提示することで、さらにプランを採用することの意義を高めることができるのです。

今回は、今回は、3. 解決策の提示【プラン】と4. 解決策による利益 【メリット】を説明しました。

次回は、「ディベートによる提案」の具体例を説明していきたいと思います。

ディベートde提案力研修

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