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次期米国大統領選挙がおよそ一年後に近づくに連れ、民主党と共和党では候補者氏名争いが激しさを増してきました。

民主クリントン氏、大きくリード=共和指名争いは混戦続く-米大統領選まで1年
出典:時事ドットコム 2015年11月7日
 【ワシントン時事】オバマ米大統領の後継を選ぶ2016年11月8日の次期大統領選の投開票まであと1年となった。政権維持を狙う民主党の候補者指名争いでは、米史上初の女性大統領を目指すヒラリー・クリントン前国務長官(68)が大きくリード。8年ぶりにホワイトハウスを奪還したい共和党の指名争いは、本命が見えない混戦が続く。2月に始まる予備選・党員集会に向け、各候補のせめぎ合いが過熱しそうだ。

米国大統領選挙は米国のみならず世界中で注目されます。

それは、米国大統領が世界の政治や経済に影響を与える最も重要な人物だからです。

また、世界で最重要な人物であるということは、その判断、言動、行動の全てに於いて説明責任を果たすべき立場にある、世界で最も有能な人物と言っても過言では有りません。

さて、米国大統領選挙ではいつも候補者によるテレビ討論会が開催されます。その結果が大統領選を左右すると考えられておりますので、候補者は周到に準備をしてテレビ討論会に臨みます。

この候補者によるテレビ討論会は、米国民の間で最も関心の高いディベートと言っても過言ではありません。

前回のテレビ討論会は、2012年に行われたオバマ・ロムニー大統領候補者間での討論会で、3回行われました。

その第1回目のTV討論は10月3日の夜にデンバー大学の討論会場で1時間半に渡り行われ、その模様は全米主要テレビ局で放映されました。

ジム・レーラー氏が司会を努め、15分ずつ6つの論題、経済成長、財政赤字削減、メディケアや社会保障改革、税制、連邦準備制度理事会(FRB)の役割、移民政策、医療保険制度について両候補者が議論を戦わせました。

このディベートはYoutubeで見ることができますので、言葉は余りわからなくとも、雰囲気からその白熱した状況が理解できるかと思います。

First Presidential Debate: Obama vs. Romney

その結果ですが、CBSネットワークの世論調査によれば、劣勢を報道されていたロムニー氏の勝利と答えた人は46%に上り、オバマ大統領に軍配が上がったとみるのは、わずか20%強だったのです。

しかしながら、3回目の最終討論会では、53%対23%でオバマ大統領がロムニー候補を逆転(CBSニュース世論調査)し、そのまま大統領選挙でオバマ大統領が当選したのです。

さて、オバマ大統領はどのような経歴の持ち主なのでしょうか?

実は、オバマ大統領は、ハーバード大学のロースクール(大学院)を優秀な成績で(magna cum laude)で修了しております(ウィキペディアによる)。ハーバード大学のロースクールといえば、最優秀の学生しか入学を許されない世界で最高レベルのロースクールで、ソクラテス方式として有名なディベートを講義に用いていることでも有名です。この大学院を優秀な成績で卒業したということは、かなりのディベートの使い手ということになります。

一方、ロムニー候補はどうでしょうか?

ロムニー候補は、ハーバード大学のビジネススクールとロースクールのジョイント・プログラムでMBA・法務博士(J.D.)号を取得、ビジネス・スクールでは上位5%の成績優秀者に与えられるベーカー・スカラーを得て、ロースクールは優等(cum laude)で修了したのです(ウィキペディアによる)。ハーバード・ビジネススクールもすべての授業をケーススタディという、いわゆるソクラテス方式のディベート形式で授業をすることで有名です。すなわち、ロムニー候補もかなりのディベートの使い手ということになります。

即ち、2012年の大統領選挙戦は、ハーバード大卒業者でディベートの達人同士の戦いであったということもできるのです。

これは決して偶然では有りません。米国では政治家を志す者は皆ディベートが強いのです。

端的に言えば、米国大統領になる人物は、政治の世界で勝ち抜いてきた、ディベートの達人だということです。

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