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論理的思考力(ロジカルシンキング)の基礎

推論

論理的思考力の基礎となるのが、推論です。
推論することで、自分が経験していないことでも理解できるようになります。
その推論には、演繹法と帰納法の2つがあります。

演繹法

演繹法とは、事実を一般的原理や社会通念に当てはめることで結論を導く推論法です。
三段論法をご存じの方も多いと思いますが、実は三段論法は演繹法なのです。

理解しやすいように、三段論法の簡単な例を見てみましょう。

  • 小前提(事実)      ソクラテスは人間である
  • 大前提(一般的原理)   人間は死ぬ
  • 結論           ソクラテスは死ぬ

即ち、三段論法(演繹法)の推論とは、小前提(事実)を大前提(一般的原理)当てはめることで、結論が導かれることが理解されます。

次に、日常よくある会話から三段論法をどのように適用したら良いかを考えてみましょう。

問題: お母さんが子供に次のように言い聞かせています。
「遊んでばかりいないで、お勉強しなさい。良い大人になれないわよ」

お母さんの論理は、三段論法では次のように表すことができます。

  • 小前提(事実)     あなたは勉強しない
  • 大前提(一般的原理)  勉強しないと良い大人になれない
  • 結論          あなたは良い大人になれない

ここで、「勉強しないと良い大人になれない」は一般的原理というより社会通念と読み替えたほうが良いかもしれません。

さて、お母さんに反論してみましょう。

論理の飛躍を感じるのが、「大前提(社会通念)勉強しないと良い大人になれない」ですね。
本当に「良い大人になる」には「勉強」すれば、良いのでしょうか?

「良い大人」とは、いわゆる一流会社に就職することなのか、スポーツ選手になることなのか、料理人になることなのか、起業家となることなのか、はてまた、結婚して健康で健全な家庭生活を送ることなのか、様々な定義が考えられます。

その定義によっては、現在の学校の「勉強をする」ことが役立つかもしれませんし、別なことに集中することが良いのかもしれません。

尤も、最近は終身雇用制の終焉とも言われ、有名大学を卒業して大会社や官庁に就職しても、将来は昔ほど保証されたものではなくなってしまいました。

こうした分析を踏まえて、「大前提(社会通念)勉強しないと良い大人になれない」に対して、反論をしてみましょう。

学校で良い成績を取れば、良い将来が約束されるという訳ではないでしょ?! それに僕には学校の勉強の才能がないかも?むしろ僕にはサッカーが向いていると思う。 やっとレギュラーメンバーにも成れたし… だから、今はサッカーに集中したいんだ。

帰納法

帰納法とは、多くの実例に共通する一般原理・社会通念を見つける推論法です。

例えば、富士山にかかる雲と雨の関係です。

富士山が見える地方では、よく「富士山が笠をかぶれば近いうちに雨」といわれます。

これは、昔から人々が、経験的に富士山が笠をかぶった後、雨が降ることが多いことから、こうした言い伝えとして、現在まで伝わっているのです。

実際、笠雲がかかったあとの天気を調べてみると、24時間後までに雨となる確率は、春秋が約70%、夏は約75%、冬も約70%と、かなり信頼性が高いとのことです(富士山豆知識コーナーより)。

以上から、帰納法によって、経験や知識から一般的原理・社会通念を導き出していることが理解できるかと思います。

演繹法と帰納法の関係及び対偶

演繹法と帰納法の関係及び反論の有効な手法である対偶については、研修で学んで頂きます。

なお、論理的思考力の基礎となる演繹法と帰納法及び対偶については、下記のeラーニング講座でも学ぶことができますので、研修に参加できない場合には、活用して頂ければ幸いです。

eラーニング:ディベート思考理論編

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